しあわせのパン
先日、自分の長所はなんですか、という質問を受けました。面接などでは一般的な質問ですよね。正直、この歳になると、即答は難しかったです。自分が愚か者であることは、痛感しているし、能力も年々衰退の一途をたどっているので、もはや長所と呼べるものはないのではないか。ホワイトです。
自分の知る何かを丁寧に説明することは、日頃から心がけているのですが、自分の考えや自己アピールは難しい。
しあわせのパン
監督・脚本:三浦有紀子
出演:大泉洋、原田知世
友人がとてもいい評価を与えていたので、観てみた。
(マスコミや情報サイトの情報は、スポンサーの影響とか記者の質の低さから信用できる情報とは思えないが、口コミは乗ってみるのだ)
やさしい映画でした。
そして、自分にとっては、難しい映画でした。
内容が難しいというわけではありません。しあわせとは何なのか。そんなあたりまえで、それでいて、とても難しいテーマを、監督であり、脚本家である三浦さんのイメージで伝えられる素敵な映画です。
ただ、私が異性から放逐され、家族とも疎遠な生活の中で、自分のしあわせを模索しつづけているので、決して自分ではたどり着けない、「自分の向かう先にはないしあわせ」を提示されてしまい、とまどってしまう、そんな作品でした。
付き合い始めた、もしくは、結婚間近のパートナーと観に行くといいかも。
悪徳ホワイト映画評価ポイント:☆☆☆
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