カメレオン
幸福も、真実も、人に教えられるものではないのだよ。ホワイトです。
今年も8月になっていますが、ようやく、きました、大ヒット映画。
私の心に、ロンギヌスの槍のように、ブッサリと刺さってしまいました。
カメレオン
監督:阪本順治
脚本:丸谷昇一
出演:藤原達也、水川あさみ、塩谷瞬、豊原功輔
TVでの宣伝もあまり見なかったし、評論家もさして高い評価もしていませんでしたが、藤原達也主演ということや、阪本監督の作品ということで、観てきました。
えーっと、この映画の評価、低くつけてる評論家、・・・繊細さに欠けますよ
かなり楽しめました。
説明できる部分以外にも、映画の出す余韻もとってもよかったです。
確かに脚本には、まだ消化しきれない部分も残っている気がしましたが、それでもなお、この作品は素晴らしいと思いました。
もう少し、主人公のゴローの心の空虚さのような部分が見えてもよかった気もしますが、カメレオンという設定の中で、それどのような表現をしたらいいのか、思いつきません。
心の中を見せず、にもかかわらず、空虚さ、悲しさ、怒りをゴローの行動、しぐさで表現しなくてはいけないという難しい役どころでしたが、藤原くん、さすがですな。
悪徳ホワイト映画評価ポイント:☆☆☆☆☆
今年、はじめての満点プレゼント。
DVD出たら、買いたいです。
あ、パンフレットが売り切れていたのが、大ショック。通販で買おうかな;;
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