« ノーカントリー | トップページ | クローバーフィールド HAKAISYA »

2008年5月14日 (水)

沈黙のピラミッド ブギーポップ・クエスチョン

脱皮したら、元には戻れない。さなぎに戻りたい蝶はいないのか。ホワイトです。

想定されていたところですが、潜入先に感化されている自分がいます。
自分の組織の腐敗加減を、潜入先でも痛感する。しかし、その腐敗した組織に、私は帰っていく。その頃には、さらに腐敗は加速し、考えたくもありませんな。

組織から脱出し、個人活動に移って1ヶ月を過ぎる。

新組織からの期待は、すべて、私という個人に帰着し、私の行動した結果がその答えとなる。人は限られた自由を求めるというが、大きな水槽に移された金魚は、生きていけるか。

ブギーポップ・クエスチョン沈黙ピラミッド (電撃文庫 か 7-21) ブギーポップ・クエスチョン沈黙ピラミッド (電撃文庫 か 7-21)

著者:上遠野 浩平
販売元:メディアワークス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

上遠野(かどの)浩平さんの作品を連続鑑賞です。
まだ多感だった頃に出会ったこのシリーズ。ライトノベルにもかかわらず、複雑な構造と静かで内なる部分に語り掛ける内容に感染してから、定期的にこの世界に浸ることができることは、私の楽しみのひとつになり続けていますね。今回も、電車を降りるのが惜しいと思うほど、世界に埋没してしまいました。

ライトノベルは?という先入観で手を出していない方、もったいないですね。

別に私でない誰かの手から楽しみがこぼれたところで、私には影響しませんがね。

世界の敵になりたい。

|

« ノーカントリー | トップページ | クローバーフィールド HAKAISYA »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。