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2006年11月15日 (水)

シルク

東京国際映画祭への旅 番外編

今年から、東京国際映画祭「アジアの風」in OSAKA という企画が開始されました。映画祭の中でも人気のあるアジアの風部門の作品を関西でも上映しようというのが、目的だそうです。
東京まで行かなくても観られるのはありがたいのですが、もう少しなんとかならんのか、というのが私の感想でした。先日参加した大阪アジアン映画祭というものが大阪には存在していて、大阪市やTV局もそれなりに力を入れているらしい。ならば、東京国際映画祭と提携して、一つの映画祭でたくさんの映画を見せて欲しい。東京には呼ばれなかった作品を大阪ではかけたり、人気のある作品は、両映画祭でかければいい。プロモーションに訪れる映画関係者だって、東京→大阪というふうに動くこともできるから関西のファンも観る事ができるし、コストも削減できるだろう。

ま、そんなことを考えつつも、フィルムに罪はありません(^o^)/
これを観てきました。

シルク

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監督:スー・チャオピン
出演:チャン・チェン、江口洋介、カリーナ・ラム

 

 

 

台湾映画です。
東京では日程が合わず、観る事ができませんでしたので、ありがたい。
チャンと江口のダブル主演みたいなホラー映画。江口は日本人の科学者チームのリーダー役です。いい感じにかなり怪しい(*^^*)江口君は、この映画のようなぶち切れた演技をする時の方が光っている気がしますがどうなんでしょう。

台湾映画イコール単館系アート映画というイメージをこれ1本で覆した、大ヒット・サスペンス・スリラー。霊を研究する科学者グループと少年幽霊の格闘を、息つく暇もない見事な構成とゴージャスかつ鋭利なビジュアルで描く。科学者のリーダーを江口洋介が演じているほか、美術を、日本映画界の誇る新世代名美術監督・種田陽平(『花とアリス』『いま、会いにゆきます』)が担当しているのも、要注目だ。監督は、『ダブル・ビジョン』(03)の脚本や、監督作『愛情霊薬B.T.S.』(01)が国際的に大好評を博した新世代の旗手スー・チャオピン。今年のカンヌ映画祭で特別招待上映され、場内を興奮の坩堝に陥れた。(東京国際映画祭HPから)

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作品の評価としては、賛否両論にかなり極端に分かれそうな作品でしたが、私は好きです(*^^*)CGやショック死のシーンは台湾映画らしい表現ですが、全体的な映像やシナリオ自体はいいと思います。私の好きなタイプの出来のいいB級映画という印象です。

少し気になったのは、本編中で広東語?、日本語、英語が錯綜すること。主人公チャンが日本語を話すことに違和感があるし、江口がチームに日本語で話すことにも同じ。全編広東語で統一しつつ、江口が日本政府と話す時だけ日本語を話す方がいいんじゃないかと思いました。

悪徳ホワイト映画評価ポイント:☆☆☆☆

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