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2006年9月23日 (土)

綾辻行人講演会

9月21日(木)に京都大学で開催されました「京都大学未来フォーラム『私の本格ミステリ観 -“新本格ムーヴメント”と京大推理小説(ミステリ)研究会』-」に参加してきました。

友人から情報を貰い(サンキュ)、推理小説大好きな私は、仕事を鴨川に放り投げて、喜び勇んで参加です。会場は、500人収容の大ホールで満員に近い大盛況でした。

200609211954_1講演終了直後の会場
京都大学「未来フォーラム」HP

 

講演の内容は、新本格って何?などから始まり、京都大学でミステリ研究会に入っていたころの思い出などが中心でした。一応、京都大学出身の著名人を呼んで講演してもらうという趣旨のため、ミステリ好きばかりのコアなファン向けの講演とは一味違います(^^;)

大学入学前から推理作家志望であった綾辻さんですが、大学5年生(>_<)の頃からの我孫子武丸氏や法月綸太郎氏、奥様の小野不由美氏と出逢い、プロ志望の方々との出逢いが大きな転機となったとの話は、なるほどと思いました。
明治維新ではありませんが、同じ志をもった同士が集まるとそれぞれのモチベーションも飛躍して上がり、それぞれが切磋琢磨するということなのだろう。

講演後、最も苦労した本は何ですか?という会場からの質問に、思い切り「『暗黒館の殺人』です」と答えておられた綾辻さん、さすがに執筆8年の魂の叫びでしょうか、印象的でした。

なお、参加できなかった友人のために。

ミステリの歴史やら基本的な情報を集めた書籍を綾辻さんが紹介されていたので、転記しておきます。

○権田萬治・新保博久監修『日本ミステリー事典』新潮社 2000年刊
○探偵小説研究会編『本格ミステリ・クロニクル300』原書房 2002年刊

最後に、講演会場は、こんなところでした。

200609211957_1

京都大学百周年時計台記念館

 

 

 

 

 

 

殺人事件、起きませんか(^^;)

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コメント

こちらでは初コメントです。

自分もミステリはわりと好きで、最近綾辻氏の小説も父が所持しているものを借りて順番に読んでおります。過去の安楽椅子探偵なんかもちらほら見ていたり。
講演会案内のポスターを市内の書店で見つけたのが日程の直前だったのでもう予約が満員だろうなと諦めたのですが、「満員に近い」という事はもしかして入れたのかも。問い合わせだけでもしておけばよかったかなぁ。

>京都大学百周年時計台記念館
ちなみに現在読んでいるのが「時計館の殺人」です謎

投稿: にんてん | 2006年9月28日 (木) 22時56分

にんてんさん。コメントありがとうございます。にんてんさんもミステリがお好きとは(*^^*)
綾辻行人は、十角館、水車館、迷路館、人形館まで読みましたが、時計館はまだだったりします(^^;)その先には、暗黒館のヘビーな厚さが待っていると思うと、うう、プレッシャーです。
安楽椅子探偵は、すべて観てますよ。
DVDもその辺に転がってます。でも、推理がいつも惜しいところで外れてしまうのですよ(>_<)クヤシイ。
次回は、いつだろう(・・?)

投稿: ホワイト | 2006年9月29日 (金) 00時01分

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