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2006年8月

2006年8月29日 (火)

ゲド戦記

最近、なかなか眠れない日が多くなりました。
以前は、なかなか眠らない日が多かったのですが。
もうすぐ、太陽の光を浴びると灰になるのではないでしょうか(・・?)

ゲド戦記

Ghibli_ged_poster_1

監督:宮崎吾朗
アレン:岡田准一
テルー:手嶋葵
ハイタカ(ゲド):菅原文太
公式HPはこちら











♪心を何にたとえよう 鷹のようなこの心♪
♪心を何にたとえよう 空を舞うよな悲しさを♪

CMで流れるフレーズが耳から離れず、頭の中でリフレインしています。これはゲドの魔法ですか(*^^*)
あまり子供向けの設定ではないのか、劇場はわりと空いていました。個人的には、嫌いではありません。できれば、もっと長い尺で観てみたかった。DVD化した時に、ノーカット300分とかでやってもらいたい。
ハウルの時は、主人公の声がキムタクのままで気になってしまいましたが、今回はほとんど気になりませんでした。いい感じです。
サントラを買うべきかどうか思案中。

主人公の心には、を持っているらしい。

私の全身は、に満たされています(*^^*)
もうすぐ指先から黒龍波が打てると思います。エサです、エサ。

悪徳ホワイト映画評価ポイント:☆☆☆

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2006年8月23日 (水)

煌夜祭

何の変哲のない日常生活が続くと、世界を破壊したくなる脳内テロリストホワイトです。

最近、異様に日常生活が安定しているので、ひさしぶりに趣味以上職業未満で書いていた小説のプロットでも書いてみようかなぁとなにげに考えています。

煌夜祭 煌夜祭

著者:多崎 礼
販売元:中央公論新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

紀伊国屋書店で新刊を物色していると、なんとなくパッケージと第2回C☆NOVEL大賞受賞の帯が目に付き、買って観ました。

ここ十八諸島では冬至の夜、漂泊の語り部たちが物語を語り合う「煌夜祭」が開かれる。今年も、死なない体を持ち、人を喰う魔物たちの物語が語られる――第2回C★NOVELS大賞受賞作(中央公論社HPから)

新人作家ではありますが、投稿を長年されていたせいか、文章に稚拙さは感じられません。世界観も独特で、語り部の物語と小説の世界融合していく感じがすばらしく、ひさしぶりにアタリを引きました。次回作もおそらく買って読むと思います。

オリジナルの世界観を作るというのは、とても難しいです。
どんな小説でも映画でも、元ネタがばれてしまうと、興ざめしてしまうことが往々にしてあります。しかし、作家は作家で胡散臭いインチキ宗教家でもない限り、突然宇宙から発想が降りてくるわけはなく、なにかに触発されて作品を書いているのだから、影響が皆無というわけではありません。
このあたりのバランスが成功していると、いい作品になるのではないかと思います。

ちなみに私は、20代前半から数年間、作家修行なるものを必死でやっておりました。
毎日、仕事が終わった後、数時間パソコンの前で、いろんなプロットや作品を書いては消しのくりかえし。いろんな人に出逢い、苦悩し、出版社との話や小説賞への投稿など熱い日々でありました。その残骸として、100本近いプロットと20本弱の作品がPCの中でお眠りしております。
結局、成果として文章でメシを食えるようにはならず、現在に至っておりますので、ちまたで「俺には大きな夢がある」とか「俺を評価しない会社が悪い」とか言っている凡人とまったく同じ普通の人のまま、惰眠をむさぼっております。

結果を出せなければ、いくら努力しても、社会からは認めてもらえません。
仕事も貰えません。

俺には無理だと思った人には、一生何もできません。
夢を目標に変えられない人は、一生夢の中で生活してなさい。
俺の才能を社会は理解しないと思っている人、才能を理解させるのも才能であることを知ってください。

俺って、いつから宗教家になったんだろう(゜∀゜)!!!!

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2006年8月19日 (土)

酒菜屋 連

職場の後輩を食事に誘っていた事実を、すっかり忘れて大顰蹙のホワイトです。

実は、昔からこういうことをしばしば起こしているのですが……
でも、また忘れてしまうと思います(^^;)

酒菜屋 連

500pix



で、じゃあということで、先斗町の居酒屋へ。
何度か来たことがあるお店なのですが、落ち着く感じで個人的には気に入ってます。
最近は、毎週のように友人と飲みに行っていた頃が嘘のように、仕事帰りに誰かを誘って飲みに行くことがあまりなくなりました。
仲のいい友人が、結婚して家庭に入ってしまった(*^^*)こともあるし、職場の同世代やら若手たちは、多忙で誘うのがかわいそうだったり、飲みに行く習慣がありません、といった方々が多くて、誘いにくかったりします。

今日は、職場の後輩(お綺麗なお嬢様)を2人連れて飲んでいたのですが、気分良く、結局夕方6時頃に飲み始めたのに、気がつけば0時すぎでした(*^^*)

大学生(夜学)の頃は、よく授業が終わったあと、談話室で守衛さんに追い出されるまで語り合ったりしたものです。他の人の話を聞いているのも好きだし、自分の話をするのも好きです。時には議論を戦わせ、時には意気投合する。人生哲学やら、社会への憤り、昔話や、たまに恋愛話。

ぬぬ、なんか普通の人っぽいことを吐いているホワイトがいます(*^^*)
いけません。もっと悪を追求せねば(^^;)

でも、こんな夜もいいかな(゜∀゜)v

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2006年8月16日 (水)

剣客の恋

最近、特殊な行動をしていない。駄目な駄目人間だな(*^^*)

巷は盆休みだったらしく、友人たちは大阪へ。
そんな話を聞くと悔しくて仕方が無いので、仕事を早退して大阪の映画館へGO!

剣客の

剣客之恋 剣客之恋

販売元:ジェネオン エンタテインメント
発売日:2006/07/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

原題は「老鼠愛上猫」
出演:アンディ・ラウ、セシリア・チャン、アンソニー・ウォン

宋の時代。官吏である展昭(アンディ)は、街で偶然、白玉堂(セシリア)という青年と出会う。その日から友人となった二人だったが、のちに白玉堂が女だと知った展昭は驚きながらも、女ながらの武術の腕前に感心するのだった。やがて展昭は皇帝の命で、ある高い身分の娘と婚約するが、それを聞いた白玉堂は激しく動揺する。白玉堂は展昭を愛し始めていたのだ…。中国・宋の時代を舞台に、官吏と男装の麗人との恋、そして周囲の人々が繰り広げる騒動を描く。

2003年の正月映画らしいが、劇場でかかっているのをみかけませんでした。
で、DVD発売にあわせてなのかわかりませんが、心斎橋シネマートで公開されましたので、なんとなく観てみた。
大阪まで観にいくほどのものではありませんでした(*^^*)
アジア映画を中心に公開する映画館を偵察に行くための映画としては、まあ、それなりでしょうか。パンフレットが売られていなかったのが、不満だ。
本編中で、セシリアは男装しているのですが、どうみても女性です(^^;)ひげを生やした女の子にしか見えません。

このネタって、少林○ッカーじゃねぇ(*^^*)

それにしても、アンディがんばるなぁ。
最近、よくアンディ映画を観る機会があります。
今年の東京国際映画祭あたりで、また再会してしまうのか(*^^*)

悪徳ホワイト映画評価ポイント:☆

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2006年8月 7日 (月)

春の日のクマは好きですか?

心がよこしま過ぎて、体に流れる血が緑色とか、穢れた血で脳溢血になるとか、最近評価が急上昇なので、もっと努力しようと思っているホワイトです。

お気に入り韓国女優のペ・ドゥナ出演映画が公開されていることに、遅ればせながら気がついたので、MY自転車をかっ飛ばして鑑賞してきました。

春の日のクマは好きですか?

Photo_17

恋に恋する切ない季節を、繊細なタッチで描いたロマンティック・ラブストーリー
映画館でのデートでスルメを食べてしまったり、キスシーンで恥ずかしさを紛らわせるために笑ってしまったり。顔もスタイルも悪くないのに、不器用でなかなか恋が芽生えない。それでも、いつか私にも、と運命の相手との出逢いを待っている前向きで夢見がちな女の子ヒョンチェ(ペ・ドゥナ)。
美術館に書き込まれた愛のメッセージこそ、つまらない日常から抜け出す手がかりに違いないと信じ、ゴヤ、ルノワール、カイユポットなどの描く絵画のような、色鮮やかでドラマティックな恋の訪れに胸を膨らませる。(公式HPより抜粋)

私の苦手な(*^^*)ロマンティック・コメディでした。
観ている間は、こっ恥ずかしいし、見終わったあとは、こんなことありえねぇと思ってしまうので、ロマンティック・コメディって苦手なんですよ。どうにかなりませんかねぇ。

以前に、ペ・ドゥナ出演映画『子猫をお願い』を観たときも感じたことですが、飾り気のない彼女の演技を観ていると、心が涼やかになります。なぜでしょう?
もう少し、日本で人気が出てもいいのではないかと思いますが、日本のメディアも客も最近、目が肥えてないみたいで、評価が上がってきません。メディアで取り上げられたものをありがたがる日本人が増えすぎたせいなのでしょうね。目に見えるもの、発せられた言葉でしか判断できなくなった人って、悲しくないですか?

俺は、いつかこんな男になりたいんだよ。

俺は一生、お前のことを愛している。

夢と目標をはき違え、努力もせずに夢想にふける男なんて、薄っぺらいと思わない?
それを信じている女の子も薄っぺらいと思わない?
同じ言葉を昨日、別の女の子にも言ってなかった?あぁ、2人とも愛しているのね?

せっかく映画を観た直後は心が一瞬キレイになったのに、もう捻くれてしまっています(゜∀゜)!!!! そろそろ寿命が尽きるのか。

デスノートをください。
悪魔と契約させてください。
地獄少女を呼んでください。

破滅思考って、大好き(*^^*)

悪徳ホワイト映画評価ポイント:☆☆☆☆

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2006年8月 4日 (金)

探偵ガリレオ

普段は、平凡な平リーマンを演じようとするも、少しずつマニアオーラを出ているらしく、これでは立派なスパイになれないなぁと反省しきりのホワイトです。
最近、カードゲームやらアニメやらに染まりすぎる傾向にあるので、リバウンドが出て科学雑誌やら推理小説を読みたくなりました。欲張りな私が選んだ本を紹介します。

探偵ガリレオ 探偵ガリレオ

著者:東野 圭吾
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する

特に新作というわけではありません。
今までに『放課後』『卒業 雪月花殺人ゲーム』『学生街の殺人』『仮面山荘殺人事件』『十字屋敷のピエロ』『ゲームの名は誘拐』と6冊読破している東野圭吾なので、安心して読めるかなと考えて、買って見ました。
7冊目にして、初めて連作シリーズものです。新作ではありませんので、あしからず。

突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に浮んだデスマスク、幽体離脱した少年……警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明のつかない難事件にぶつかったとき、必ず訪ねる友人がいる。帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川学。常識を超えた謎に天才科学者が挑む、連絡ミステリーのシリーズ第一作。(うらがきより転載)

短編集ということで、気楽に読み進めることができましたが、反面、あっさりし過ぎました。推理小説に浸りたい気分の時には、もう少し濃い内容のものを選択すべきでしたね。
内容で気になることがあったのですが、推理小説の場合、読者に推理できるだけのセンテンスを提示した上で、探偵があっといわせる推理力で解決させる必要があるのですが、私の理系能力に問題があるのか、もう少し伏線を一般人向けにしないとまずいのではないかと思われる作品がありました。科学者が探偵ということで、設定上やむをえない部分がありますので、作者としては難しいバランスなんでしょうね。電車などで旅行に行く機会があれば、旅の友にいい感じの作品群でした。

ちなみに私の今のところの一押し東野作品は、『卒業 雪月花殺人ゲーム』です。

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