ブレイブストーリー
推理小説作家:宮部みゆきがゲームマニアであることは、ファンの間では有名な話。
そして、マニアが高じて小説書いてしまったのがこの作品。
ブレイブストーリー
ワタルはどこにでもいる普通の小学5年生だった。
しかし平凡な日常はある日、何の前触れもなく崩壊した突然、家を出ていってしまった父、ショックに耐え切れず自ら命を絶とうとした母。
ひとり取り残されたワタルの胸にこみ上げてきた思いはただひとつ「こんな人生、間違ってる!」
運命を変えるんだ。真っ白になったワタルの頭に、最近転校してきたミツルの言葉が浮かんだ。「幽霊ビルの階段の上に、運命を変える扉がある。扉の先は、お前みたいなお気楽なお子様が耐えられるところじゃないけどな」
たとえ、そうだとしても-。
ぼくは、行く。ビルに駆け込んだワタルの目の先に、その扉はそびえ立っていた。
扉の向こうで待ち受けるのは、剣と魔法のファンタジーの世界。
総合評価35点の“見習い勇者”ワタルの冒険が始まる!
(公式HPはコチラ)
この映画はGONZOが製作しているのですが、よく出来てます。
前作の『銀色の髪のアギト』も良かったですが、今回もなかなかです。上手くまとまっております。原作とは話は異なっておりますが、映画化された場合よくある話で、ようは映画として出来がいいかどうかということが大切です。
しかし、個人的な感想は、GONZOはすごい。
アニメ製作は、どうしてもその会社の色が特化してしまう傾向にあります。
例えば、GAINAXが作るとエヴァの影響(庵野秀明の影響)を受けてしまうように、監督や作画監督の影響は大だと思われますが、GONZOは原作付の作品はその雰囲気を生かし、岩窟王のような異なる趣の作品も製作したりできます。懐が深い印象ですね。
これからも追いかけさせていただきますよ。
悪徳ホワイト映画評価ポイント:☆☆☆
ブレイブ・ストーリー (上) 著者:宮部 みゆき |
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント