Vフォー・ヴェンデッタ
近未来なんです。
でも、ナイフなげちゃうんです。
ということで、この映画を観てきました。
『Vフォー・ヴェンデッタ』
出演:ナタリー・ポートマン、ヒューゴ・ウィービング
MOVIX京都ほか全国ロードショー中
第3次世界大戦後の英国が舞台。独裁国家化した社会で、主人公イヴィー(ナタリーポートマン)は、仮面の男:Vと出会う。Vは情報操作と恐怖で支配する政府の転覆を図り、イヴィーも巻き込まれていく。正体不明の仮面Vは誰なのか。なぜ、政府転覆を図るのか。11月5日に予告されたクーデターは成功するのか。
私の好きな近未来SFものであり、また、なぜかナタリーポートマンの出演映画はほとんど観ているということもあり、観てみたのですが、まずまずの出来といったところでしょうか。物語が英国を舞台にしているということで、日本人には理解しにくい背景があったり、岩窟王(モンテ・クリスト伯)を知らないとわかりにくいセリフがあったりしますが、アクションがちりばめられ、またナタリーの演技もなかなかのものですので、それなりに楽しめます。
実のところ、私は最近まで、『岩窟王』をまったく知りませんでした。
たまたま、最近、『岩窟王』がアニメ化されたものが面白く、西洋の古典文学にはほとんど興味がないのに、なんとなくしってしまったんです。
思わぬことが役に立つものです。余談ですが、このアニメ、個人的には結構面白いと思います。
なお、この映画、R指定がかかっておりますので、子供さんは観られません。
岩窟王だけ観てください。
悪徳ホワイト映画評価ポイント:☆☆+
巌窟王 第1巻 販売元:メディアファクトリー |
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コメント
はじめまして、ホワイトさん。 長文失礼します。
コミックの映画化らしく余り期待せずに見ましたが、結構思いテーマでしたが相性が合うと楽しめますね。ポートマンは坊主になっても頭の形まで美形との評価が多いですね。私も最近まで、『岩窟王』を知りませんでした。「作家はウソで真実を語る」など、W兄弟・脚本の含みのあるセリフも印象的でした。
近未来の設定ですが、劇中の「マスコミ操作」や「偽装テロ」を現実と重ねると、06年に公開された「意味」や、製作者の隠された「意図」が感じられるかもしれません…。 今年世界でブレイクした有志・結晶映画「LOOSE CHANGE = ルース・チェインジ」が「9/11 Truth運動」の心に火を灯して世界中で話題ですが、ご存知でしょうか? 23歳のディラン・エイヴリー監督らが制作し、夏配信の「LC 2ND Recut」等では、Vのように「集おう」と呼び掛けました。 「仮面」の代わりが「Blackシャツ」です。
06年の9月11日の再調査要求・NY動画と、翌日その様子を伝えたはずのニュース。(人々が集まったと言っていますが、デモ人数の違いに注目…。) 9月11日は来年も訪れます。
http://www.911podcasts.com/files/video/TalkingAboutaRevolution.wmv
http://www.911podcasts.com/files/video/Zahn_LC.wmv
吹き替え版の無料配信が11月下旬から開始され、グーグルでは既に10万人が鑑賞。日本語版の検索語「LOOSEチェンジ」の世界各国の報道などは、下記BBSの11/22を。ご参考になればと。 尚、本文内容やLINK先とは利害関係はありません。
http://www.wa3w.com/911/index.html
http://bbs9.fc2.com/php/e.php/cinepro/
http://www.harmonicslife.net/gallery/main.php?g2_itemId=775
投稿: W・R | 2006年12月31日 (日) 04時22分