王立アフェリア魔法学院 Ⅱ
ホワイトと友人の東京放浪記(池袋編②)】4月15日
いきなりコスチュームテーマカフェ入学から始まった東京放浪記ですが、
今回も入店……いや入学後の学院生活から(笑)
学院内は、入り口付近に魔道書?をモチーフにした壁紙など学院内装飾がすべて「魔法学院」というテーマでトータコーディネートされているのですが、私たちは後輩の案内で学院内のテーブル席へ。
ひとまず、私と友人は、ロイヤルミルク・ド・カカオをオーダーし、学院内を鑑賞した。
しかし、なんだか落ち着かない。
雰囲気に溶け込めないというより、溶け込んでいいのだろうかという印象。
目の前にある知恵の実を本当に食べていいのかと悩む男2人のようです。
まもなく、後輩がロイヤルミルクを給仕されましたが、併せて アフィリアコイン なるものを先輩にお渡しになりました。このコインには、当然ながら、貨幣価値はありません。しかし、学院内ではいろんな使用方法があります。
『3枚で好きな後輩から現在学院で学んでいる魔法を披露してもらう事ができる』
というもの。ただし、彼女達はまだ中等部の見習い魔法遣いであるため、失敗することもあるという。
ちなみに、ホワイトにはかけて欲しい魔法があります。
「ホワイトを普通の人にしてください」
かなり難度の高い魔法です(笑)
さらに
「御用があるときは、心の中で呪文を唱えてください」
とのこと。呪文……ですか。般若心経でもいいですか?とはさすがに聞けませんでした。
さて、しばらくアプリコットさんと軽く談笑していたところ、後輩とコミュニケーションとらねば、という魔法に勝手にかかった私は、後輩くんに質問をしてみました。
私「ここは、いつごろ出来たの?」
後輩さん
「この学院は、30年前に開校されました!」
私とアプリコットさん「・・・・・」
後輩さん「先輩!何言ってるんですかぁ!しっかりしてくださいよぉ!」
私「あ・・・すんません」
自爆です。
いや、これは魔法に違いない。
この学院は、2006年10月1日にオープンしたんです!でも、そんなことは、悪い大人が決めたことで、本当は、30年前にできていたんです。
しかし、この後輩さんは素晴らしいです。
よく勉強していらっしゃいます。学院の外で働くカフェの店員も見習って欲しいものです
ようやく、学院生の自覚が芽生え始めたころ学院証の交付のご案内がありました。
もちろん、二人とも入学しに京都から来たのですから、断るわけがありません、というよりお願いですから入学させてください、いや、入学してますから勝手に(笑)
後輩さん「学院証の名前は、どうさせていただきましょうか?」
(ぬ?お名前は何ではなく、どうさせていただきましょうか、とな……ということは)
私「ハンドルネームでもいいの?」
後輩さん「はい」
私「じゃあ、ホワイトで」
こうなりました。
つづく
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