« 2006年3月 | トップページ | 2006年5月 »

2006年4月

2006年4月30日 (日)

新宿って、魔界都市じゃないの?

ホワイトと友人の東京放浪記(新宿編)】4月15日

池袋にて本能の赴くままに放浪したところですが、ひとまず予定の場所を回りましたので、今度は、友人のアプリコットさんと合流すべく新宿へ向かって山手線へ。
合流予定時間まで余裕がありましたので、南口方面へ探索に行きました。
仕事で来たことは何度もあるのですが、プライベートで来たことはなかったので、意外と目に入ってなかった店などあり、新鮮な感じでした。

Photo_9都庁です。







で、ふらりふらりしている間に合流時間が近づきましたので、合流場所の新宿アルタまへに向かいました。……迷子になりました(^^;)
以前に来たときにも思ったのですが、駅の中、複雑すぎです。南口から東口に出るのに、いったりきたりでなかなか出口にたどり着けません。焦りながらも、気がつけば、やっとアルタの地下にたどり着いてました。アルタって、駅と繋がってたんですね。

Photo_10 アルタ前







アルタ前で待ち合わせって、なんか東京人みたいです。
テレビで見るイメージよりも人が少ない印象で、京都の四条河原町あたりの方が人が多いかもと思いました。さすがに路上でいいとも!とは叫べませんが、なんだか東京って感じに浸りたいですけど。

と、いうことで、歌舞伎町へGO!

Photo_11







昼間の歌舞伎町です。
なんていうことはありません。普通です。
やはり、夜来ないと背徳の街ではないのかもしれません。

私の中では、新宿は『魔界都市』でなくてはならないのです。

なぜなら、私が菊池秀行が好きだから(^^;)
街は荒廃し、秋せつらが悪鬼と戦っていないと、新宿ではないんですよ。
きっと夜になれば、街は東京から隔離され、悪鬼夜行な世界になるに違いない。
いつか機会があれば、今度は夜の新宿で、夜の店に入るわけでもなく、汚い格好で放浪してみたいです。裏町で、秋せつらに会うことが出来るだろうか。

魔界都市 <新宿> 【完全版】 魔界都市 <新宿> 【完全版】

著者:菊地 秀行
販売元:朝日ソノラマ
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月29日 (土)

一神堂

東京探訪記が続きましたので、この辺でひさしぶりにラーメン屋探索記録でも紹介してみましょう。

今回紹介する店は、一神堂さんです。

200604281953






一神堂
住   所:京都市中京区河原町通り竹屋町上ル大文字町234番地
電話番号:075-256-0900
       河原町丸太町交差点から南へ50mほど西側。ほか弁屋の北側
営業時間:17:30~売り切れ次第
定 休 日:木曜日

昨年出来たばかりの新店舗です。
といっても、北白川にある東龍の姉妹店(2号店?)です。
お店の外観は、木塀で入り口も発見するのが少し大変な隠れ家的な仕様となっているので注意してください。現在のところ、立地からか行列ができるほどではありませんが、待ち時間が発生することもあります。

メインのラーメンはこれ。

200604281940 一神堂そば
(豚骨塩浅蜊ラーメン)




味は、魚介系塩ラーメンです。
私の舌の精度が低いので、スープの中身が不明なのですが、とんこつと魚介のダブルスープだと思うのですが、本店の東龍が確か野菜ととんこつダブルスープだったような記憶があり、もしかしたら野菜スープも入れたトリプルスープかもしれません。
麺は、自家製玉子麺(中太?普通です)で、具に浅蜊、のり、刻みチャーシューなどが入っております。
あっさり味ですが、とんこつベースなのでしっかり満足感もあります。
私の場合、スープを最後まで飲み干せるかどうかが旨さのひとつのバロメーターなのですが、文句くなく飲み干せます。美味しいです。
開店当初は、浅蜊の殻入れがなかったり、背油が多めに浮いて魚介スープが少し弱まったりしていたのですが、昨日食べると見事に改善されてました(^^;)
さすがにきちんと研究している店は違います。

最近特に思うのですが、ラーメン好きが講じて店を始めたのでしょうが、例えば、炙りチャーシューをうたい文句にしているのに、生臭さが消されていないとか、ダブルスープを売りにしているのにとんこつしか味がしないなどの店が見受けられ、悲しいです。
このお店のように、きちんと研究して欲しいものです。

ちなみに、中華そば(醤油味)もありますし、サイドメニューには上海ワンタン、おいしいピータンなどもあります。サイドがアジア風なのは、東龍の店長さんのこだわりがうかがわれます。

あっさり系がだめだなぁという人には、あまり受けないかもしれませんが、個人的にはかなり好きな味です。私は、あっさり系のラーメンを好みますし、魚介系ダブルスープも大好きなので、好みど真ん中に近いですね。

しかし、正直に美味しいですよ。
私の知っているラーメン屋のなかでも、お勧めの店となりました。

この記事を紹介したことで、行列ができてしまうと、私が好きなときに食べられないので、ほどほどに今ぐらいのお客さんの量がうれしいなぁと自分勝手なことを思っております。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月26日 (水)

香港女優探訪

ホワイトと友人の東京放浪記(池袋編③)】4月15日

前回までで学院生活に終わりを告げた(^^;)私と友人は、ひとまず解散し、
各々本能の赴くままに放浪することにしたのでした。

実のところ、私が池袋に来ることを希望した理由は、学院だけではありません。
以前に来たときに、池袋西口方面が私にとっての宝の山だったからなのです。
なにが宝の山かというと、西口方面には華人向けショップが多いのです。

私はここ数年、香港女優や香港アーティストに嵌っておりまして、もう部屋中に香港系グッズが満載です。
趙薇、TWINS、チャン・ツィイーなどなど。
嵌りだした当初は、日本人向けの香港ショップからブツを入手していたのですが、お店も商売ですのでけっこうなお値段が致します。香港の街で500円で売られているものが、日本国内に入ると3千円や5千円の値段になってしまいます。最初はしかたがないなと思っていたのですが、なにか方法がないかと思索した結果、そうだ、日本人向けの店だから高いに違いない、華人向けの店なら安いんじゃないの、との答えにたどり着いたのです。

膳は急げというわけで、日本にある華人向けショップ情報を検索。
ありました!
むむむ、池袋に集まっているじゃあないか。

ということで、池袋が私の宝の山になったのです(*^^*)

で、まず最初に向かったのがここ

Photo_6





知音中国書店】池袋店
 東京都豊島区西池袋1-28-6 大和産業ビルディング4F
 
TEL 03-5951-3888
 
営業時間 am10:00~pm24:00

以前に一度来たときには、ドンキ○ーテ級の圧縮陳列されておりましたが、今回再度覗いてみると、見た目はかなりすっきりと整理してありました。ただ、女優別とか、あいうえお順に並べるとか、そんなことはほとんどしてありません。CDがこのあたり、VCDはこのあたりという感じに陳列されているだけなので、気合と本能で好きな俳優を探しましょう。ただし、値段は華人向けというだけあって、激安です。いや、本当は普通に輸入したら、こんな値段なのでしょう。ただ、大陸版が主流なので、なかには再生できないとか、パッケージが割れているなどの商品も混ざっているので、注意してください。
なお、お店にいる人の90%以上が中国の方です。
パスポートなしに海外旅行に来た気分が味わえますので、そのあたりも満喫してください。

つづいて、ここ

Photo_7



中文書店】池袋店
 東京都豊島区西池袋1-29-5 山の手ビル5F
 
TEL 03-3984-5092
 
営業時間 am10:00pm9:00

ここは、レンタルビデオが主流ということもあり、知音ほどの品揃えがありません。
ただ、ドラマモノのVCDBOXや比較的新しい商品なども稀に見受けられますので、注意して探しましょう。今回は、ここで大陸版のDVDを購入致しました。500円です。安!
日本で流通する映像商品の著作権料がいかに高いかを痛感いたします。

なんだか、池袋西口方面って、良い雰囲気です。
というわけで、もしかして日本人向けショップにも影響を及ぼしてないかなぁと期待して、
駅付近にあるメトロポリタンプラザへ行ってみました。

Photo_8







ここには、香港系映画を比較的上映していただけるシネ・リーブルさんが入っています。
……日本です(^^;)
そりゃそうだ、と一人納得。チャン・ツィイーの次回公開映画『ジャスミンの花開く』のチラシのみ入手して、そそくさとあとにしました。

つづく

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月21日 (金)

王立アフェリア魔法学院 Ⅱ

ホワイトと友人の東京放浪記(池袋編②)】4月15日

いきなりコスチュームテーマカフェ入学から始まった東京放浪記ですが、
今回も入店……いや入学後の学院生活から(笑)

学院内は、入り口付近に魔道書?をモチーフにした壁紙など学院内装飾がすべて「魔法学院」というテーマでトータコーディネートされているのですが、私たちは後輩の案内で学院内のテーブル席へ。
ひとまず、私と友人は、ロイヤルミルク・ド・カカオをオーダーし、学院内を鑑賞した。
しかし、なんだか落ち着かない。
雰囲気に溶け込めないというより、溶け込んでいいのだろうかという印象。
目の前にある知恵の実を本当に食べていいのかと悩む男2人のようです。

まもなく、後輩がロイヤルミルクを給仕されましたが、併せて アフィリアコイン なるものを先輩にお渡しになりました。このコインには、当然ながら、貨幣価値はありません。しかし、学院内ではいろんな使用方法があります。

200604151133

ブリーリアレモネード+アフェリアコイン




その中でも注目は、

『3枚で好きな後輩から現在学院で学んでいる魔法を披露してもらう事ができる』

というもの。ただし、彼女達はまだ中等部の見習い魔法遣いであるため、失敗することもあるという。
ちなみに、ホワイトにはかけて欲しい魔法があります。

ホワイトを普通の人にしてください

かなり難度の高い魔法です(笑)

さらに
「御用があるときは、心の中で呪文を唱えてください」
とのこと。呪文……ですか。般若心経でもいいですか?とはさすがに聞けませんでした。

さて、しばらくアプリコットさんと軽く談笑していたところ、後輩とコミュニケーションとらねば、という魔法に勝手にかかった私は、後輩くんに質問をしてみました。

私「ここは、いつごろ出来たの?」
後輩さん

この学院は、30年前に開校されました!

私とアプリコットさん「・・・・・」
後輩さん「先輩!何言ってるんですかぁ!しっかりしてくださいよぉ!」
私「あ・・・すんません」

自爆です。
いや、これは魔法に違いない。
この学院は、2006年10月1日にオープンしたんです!でも、そんなことは、悪い大人が決めたことで、本当は、30年前にできていたんです。

しかし、この後輩さんは素晴らしいです。
よく勉強していらっしゃいます。学院の外で働くカフェの店員も見習って欲しいものです

Bana01_2

ようやく、学院生の自覚が芽生え始めたころ学院証の交付のご案内がありました。
もちろん、二人とも入学しに京都から来たのですから、断るわけがありません、というよりお願いですから入学させてください、いや、入学してますから勝手に(笑)

後輩さん「学院証の名前は、どうさせていただきましょうか?」
(ぬ?お名前は何ではなく、どうさせていただきましょうか、とな……ということは)
私「ハンドルネームでもいいの?」
後輩さん「はい」
私「じゃあ、ホワイトで」

こうなりました。

Photo_5


つづく

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月19日 (水)

王立アフェリア魔法学院

【ホワイトと友人の東京放浪記(池袋編①)】4月15日

春ですねぇ.
ということで、何処かへ行きたいぞ病にかかった私は、友人のアプリコットさんと、以前から一緒に行きたいね、と言っていた東京へ逃避行してきました。
京都7:46分発のぞみ60号にひそひそと乗り込み、光速よりわずかに遅い速度で一路首都東京へ向かいました。今回は、一人放浪旅とは違い、この街に行こう、この店には行かねばと、事前に入念なリサーチをした上での旅なので、こころもちスムーズな滑り出しです。

第1日目最初の目標の街は、 池袋  です。

ホワイトは以前にも一度来たことがあるのですが、あぷりさんは初めてとのことでした。
ただし、ホワイトも探索したことがあるのは池袋西口方面のみで、東口方面は初めてです。なので、ひとまず、池袋東口から上陸。
Photo_14





しかし、なぜ池袋なのか。
実は、今回の旅の一つの目的が、『萌え』の聖地で『萌え』を体感することだったのです。
そして、事前に綿密なる情報収集を行った結果、他の街にはない衝撃的なお店を発見していたのです。お店の名前は……

王立アフェリア魔法学院』です!!

Photo_16


←ここです。(青い看板が目印です)





王立アフェリア魔法学院
住   所:東京都豊島区東池袋1丁目12番地15号近代ビル4F
電話番号:03-5956-4314
       駅から徒歩5分ほど。とらのあな池袋店の向かいのビルです
営業時間: (平日)11:00~14:30(14:00 L.O.)ランチメニューのみ
             15:30~23:00(22:30 L.O.)ディナーメニュー
       (土日祝)11:00~23:00(22:30 L.O.) 終日ディナーメニュー
定 休 日:毎月第三木曜日

ここは、メイドカフェではありません。
その上を行く(と勝手に決めました)コスチュームテーマカフェ!です。

「魔法学院」というテーマの下、コスプレはもちろん店舗内装までトータルコーディネートされた新しいタイプのメイドカフェ&バーなのです。
制服は、ゴスロリ+魔法遣い+女子高生+セクシーをミックスした完全オリジナルデザインで、かなりの出来の良さ。また、お皿やカップなどのグッズにもアフィリアの紋章入り、学院章なども売っていました。(ホワイトはスーツにいつでも学院章が装着可能です)

メイドカフェには、大阪の店などに何度か入ったことがありますが、入学するのは初体験です!というか、この歳になって、また入学するとは思いませんでした(^^;)
エレベーターで4Fへ向かい、扉を開けると異世界が、いや後輩が待っていました。

「先輩、いらっしゃいませ」
「初めてなんですが」
「では、学院証を作らせていただきます」

どうぞ作ってください。
だって、それを目的に来たのですから。

つづく

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月14日 (金)

CURE

日本の映画俳優で誰が好きかと聞かれると、最初に役所広司の名前が挙がってきます。まったくの性格俳優で、静かな演技の中に人をひきつけるものがあります。

友人の勧めを受けて、ホワイトのお勧め過去映画を紹介いたします。

いきなりホラー映画だったりしますが、スプラッタホラーではありません。心の奥底から恐怖がこみ上げてくる系統の映画です。

物語は、役所広司扮する刑事が連続猟奇殺人を追いかけるなかで、事件の背景に関係するかもしれない謎の青年間宮(萩原聖人)に遭遇し、己の中に抑圧されている不満から解消されると同時に静かに狂気が迫ってくる様子を描いたサイコホラーです。
無駄のないシナリオやカメラワーク、役所広司や萩原聖人らの演技は秀逸、どこをとっても完璧で、素晴らしいの一言に尽きる名作だと思います。
公開当時は、京都のみなみ会館でおそらく単館系として静かに公開されていましたが、面白すぎて残業過多だったにもかかわらず、仕事を切り上げ、レイトショーを観にいきました。今でも劇場で公開されるなら、他の映画を投げうってこの作品を観るでしょう。

この映画に影響を受けすぎて、図書館でフランツ・メスマーのメスメリズムの本を探していた私が懐かしいく、恐ろしい。

悪徳ホワイト映画評価ポイント:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

Cure

出演:役所広司、萩原聖人
監督:黒沢清

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年4月12日 (水)

機動戦士ZガンダムⅢ 星の鼓動は愛

私はガンダム世代です。
ということで、Zガンダム3部作の3作目であるこの作品を鑑賞してきました。内容は、TVシリーズ公開時に観ているのと、最近DVD-BOXを購入したので知っているところなので、特に目新しさは感じなかったです。

一応、3作観たのですが、富野監督は何がしたかったのだろう。
私の個人的な要望としては、3部作を製作する予算があるなら、閃光のハサウェイとかZのサイドストーリー(例えばフォウ・ストーリー)などをオリジナル映像で作ってもらいたかったです。

ただ、ガンダム世代の悲しい性でしょうか。
DVDが発売されたら買ってしまうに違いない。

悪徳ホワイト映画評価ポイント:☆

機動戦士ZガンダムII -恋人たち- DVD 機動戦士ZガンダムII -恋人たち-

販売元:バンダイビジュアル
発売日:2006/02/24
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月 9日 (日)

THE MYTH 神話

ジャッキー映画を観てきました。

実は、鑑賞前はあまり期待していませんでした。予告編を劇場で観ていたのですが、みるからにB級っぽい印象だったのです。ただ、やはり成龍映画は観ないといけないだろうと、心の何処が叫んでいたので普通に観た。

まず、感想としては、予想外に楽しんで見ることができました。
ストーリーそれ自体は、どうということはなく、普通です。
ただ、成龍のアクションは、過度にならず、かといって独特のコメディタッチのアクションは取り入れられていて楽しめました。
また、ヒロインのキム・ヒソンが可愛いです。韓国ドラマ『悲しき恋歌』を観ていたこともあり知っていたのですが、私の中の韓国女優ランク2位に浮上するぐらい可愛らしさ、いじらしさを感じさせる演技でした。(ちなみに1位は、ぺ・ドゥナです)
最近の成龍映画は、豪華大作というイメージはありませんが、『香港国際警察』や今作にしても娯楽作品として楽しめる佳作に仕上がっているものが多く感じます。肩の力が抜けているといった印象です。一時期、ハリウッドに出たころは、天下の成龍を世界にみせてやるぞという勢いは感じましたが、作品がついてきていない印象を覚えています。
ぜひ、また今回のような成龍だからこそできる、アジアの国境を越えた合作映画を作り続けて欲しいものです。

悪徳ホワイト映画評価ポイント:☆☆☆

香港国際警察 NEW POLICE STORY コレクターズ・エディション (初回限定生産) DVD 香港国際警察 NEW POLICE STORY コレクターズ・エディション (初回限定生産)

販売元:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日:2005/08/26
Amazon.co.jpで詳細を確認する

天国からの手紙 DVD 天国からの手紙

販売元:エスピーオー
発売日:2005/07/08
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2006年4月 3日 (月)

SPIRIT

ハリウッド映画の佳作があんまりなくって、少し寂しい今日この頃、香港映画を鑑賞してきました。

作品は『SPIRIT』
辛亥革命(1911)の直前に活躍した実在の人物・霍元甲(フォ・ユァンジャ)を描いたアクション映画です。主演は、ジェット・リーで、相手役を中村獅童が演じています。

最近、アジア映画で日本人俳優が活躍しているのを観ることが多くなりましたが、『ラストサムライ』効果なのでしょうか。しかし、その逆は、チェジウが日本のドラマに出演するぐらいで、映画で出演しているのを見たのは『リンダリンダリンダ』のペ・ドゥナぐらいでしょうか。希望としては、中国や香港の役者さんが日本映画に出て、日本人女優の演技をぶっ飛ばすのを観たい感じです。

なお、この映画ですが、日本公開時の主題歌が香港公開時から差し替えられ、香港映画ファンからかなりのブーイングが出ていたらしいですが、映画配給会社ももう少し考えた方がいいでしょう。系列会社の歌手を売り出したい、タイアップ効果を狙いたいという気持ちはわからなくはないのですが、香港映画を観る客は香港俳優が好きなケースが多いのですから、もう少しファンの心理というものを研究しないと元の映画の評価に悪影響を及ぼしてしまえば本末転倒な話です。

悪徳ホワイト映画評価ポイント:☆☆☆

Spirit 『SPIRIT』
 出演:ジェット・リー、中村獅童

| | コメント (0) | トラックバック (1)

« 2006年3月 | トップページ | 2006年5月 »