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2006年3月

2006年3月18日 (土)

県庁の星

今日も今日とて映画鑑賞です。

織田裕二主演映画ということで、なんとなく鑑賞してみました。
この作品は映画というより、テレビのスペシャル番組としてなら優秀な作品でした。製作にフジTVの亀山千広、監督は西谷弘で『白い巨塔』などを製作したTVディレクターなので、仕方のないところなのかもしれません。

内容は、大変面白かったです。TV色の強い映像のため、スケール感がありませんが、題材も新鮮だし、主役の織田裕二、柴咲コウの演技も楽しめるものです。
ただ、私がスーパーや県庁の裏側を多少知っているせいもあって、アイテムとして組み込まれている裏側ネタに新鮮さを感じられなかったことが残念です。

柴咲コウですが、人気女優になってしまいましたが、私が最初に彼女を観た映画は『バトル・ロワイヤル』でした。彼女の迫力ある演技は、若者の勢いとも相まって、私の心をグサグサ突いてくれました(*^^*)
R指定だとか、子供に悪影響が、など話題を振りまいておりましたが、私は計5回ほど劇場で鑑賞し、DVD化されてからもレンタルをして観てしまいました。原作本は、いまひとつですが、映画の鑑賞は、ぜひおすすめしたいところです。大人を中心にどうぞ。

悪徳ホワイト映画評価ポイント:☆☆

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2006年3月15日 (水)

戦神 -ムーンウォリアーズ

ネットTVが鑑賞できる環境へ移行したことを記念して、懐かしい香港映画を観た。

1993年の作品で映像か少し古めかしく感じるが、アクションそれ自体が古くなるわけはなく、まだまだ楽しめる。出演は、アンディラウ、アニタムイ、マギーチャンと豪華である。特に、マギーチャンは最近の作品を見る機会が多いせいもあり、目を引く印象であった。

作品は、燕の国を舞台にしているらしいが、時代背景がよくわからない。日本の時代劇ならおぼろげにでもわかるところなのだが、知識不足がたたっている。項羽と劉邦などだけでなく、きちんとした歴史書を読まねばならんなと、なにげに痛感してしまった。

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2006年3月 7日 (火)

美しき野獣

韓流映画を観た。

クォン・サンウの主演映画を観るのは、『ひとまず走れ』『マルチュク青春通り』『恋する神父』に続いて4作目になります。映画の出来としては、前3作に比べると格段に良くなっている。これまでは、学生服を着た青春映画で、アイドル的な印象が付き纏ってしまっていたが、今回は大人の映画である。

クォン・サンウは、『火山高』で映画デビューしており、アクションは出来るはずだったのだが、韓流ドラマで恋愛モノばかりに出演していたせいか、最近アクションシーンを見せていなかったように思う。それが、今回は存分に見られる。それも、良い出来である。飛び蹴り、回し蹴りと派手でいて、スピード感もある。香港映画の魅せるアクション・ジャッキーチェンや早さ、強さを兼ね持つジェット・リーまでには至らないが、ヌルイ日本映画より、遥かに頑張っていて、楽しめる出来になっている。

なお、韓国ドラマから入っている友人は、今回の黒いクォン・サンウはお気に召さなかったらしいが、善良に出来ていない私はこの黒さは心地よく、美しく感じた。女性より、むしろ男性向けの映画なのかもしれない。

シナリオは、斬新さはないが、単なるアクション映画ではなく、不器用なぐらい粗野な純粋さを持つクォン・サンウや精錬潔白なユ・ジテが映えるつくりになっている。惜しいのは、ラストシーン。個人的には、勧善懲悪を貫いて欲しかった。映画を観た鑑賞後感?が今ひとつスッキリしなかった。勧善懲悪にすると、鼻につくのかもしれないが、最後にユ・ジテの美しさが損なわれてしまう印象が残ってしまうのだ。韓国国内ならこれでいいのかもしれないが、日本で公開するために別バージョンのエンディングがあってもいい気がした。

悪徳ホワイト映画評価ポイント:☆☆☆

Photo 『美しき野獣』

出演:クォン・サンウ、ユ・ジテ

 

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