『パンドラの檻』茅田砂胡
二十歳そこそこの頃は、たくさんの作家の新刊書を追いかけ、読みふけっていたが、最近はひとまず購入し、積ん読状態になることが多くなったものだ。これは、脳の老化減少が始まってきたのだろうか。そろそろ脳のトレーニングが必要なのか。
『パンドラの檻』著者:茅田砂胡
最近、読みきった作品である。
ライトノベルです。
それこそ脳が劣化しているのか、推理小説とライトノベルしか受け付けなくなってきた。この著者は中央公論社にて、デルフィニア戦記シリーズがベストセラーとなっているが、本作品はその続続編?となっている。もし興味がある方は、まずデルフィニア戦記から手にとってもらいたい。女性には特に楽しんで貰えるのではないかと思う。
もうこの刊あたりまで来ると、物語の本筋はどうでもよくなってきている。登場人物は、戦記シリーズや続シリーズであるスカーレットウィザードシリーズの主人公達であり、このサードシリーズではもはや外伝を読んでいるイメージが強い。ただ、このシリーズにはまった人にとってはやめられない。ただ、楽しいのだ。孫悟空とアラレちゃんが悪と戦っているようだ。続編が出れば、きっと買ってしまうに違いない。かめはめ波とんちゃ砲がどっちが強いのか、読者は常に求めているのだ。
放浪の戦士〈1〉―デルフィニア戦記 第1部 著者:茅田 砂胡 |
クラッシュ・ブレイズ パンドラの檻 著者:茅田 砂胡 |